2015年04月23日 [記事URL]
産後の「頭痛」を鍼灸で改善
出産は非常に強いダメージを体に与える行為で出産後は気力・体力共になくなって、極端な表現かも知れませんがボロボロの状態と言えます。
またホルモンバランスの急激な変化、赤ちゃんのお世話による睡眠不足と疲労の蓄積、大きな環境の変化などから肩こり・腰痛・腱鞘炎・股関節痛・恥骨痛など様々な症状が発生しやすくなります。
このように想像以上のダメージを受けている体ですから十分な休養が大切ですし、そこで無理をしてしまうと今後何年間も苦しめられてしまうので適切な産後ケアを心がけましょう。
出産後に起こる痛みの症状には様々ありますが、特に出産後から「頭痛」が生じてしまうことは良くある話で悩まされる方は少なくありません。
また、あまり知られていないことかも知れませんが、産後に起こる症状と普通の時に起こる症状にはメカニズムの違いがあって、市販薬を服用しても期待していた効果が発揮されないことが多いのです。
頻繁に起きるようになると育児にも影響を与えてしまいますし、お母さんの不調が赤ちゃんに伝わって不安感を生じさせてしまいます。
ですから、改善・予防するためにも正しい知識を知っておくことが大切です。
まず理解しておいてほしいことは原因で、実は骨盤の歪みが根本原因になっているのです。
先に触れたように出産は体に大きなダメージを与えることになって、骨盤にも大きな影響を与えてしまい歪みやズレが生じてしまいます。
出産で歪んだりズレタリした骨盤は日が経つにつれて徐々に元の状態に戻っていくのですが、様々な要因から完全に元の状態に収まることは少ないのです。
そして骨盤が歪んでしまうことにより他の体の部位にも歪みが生じてしまい血管や自律神経を圧迫して「頭痛」が起こってしまうのです。
また出産で体や自律神経にダメージ与える影響で免疫機能が低下して、病気になりやすい体質に変化してしまうことも要因として考えられます。
この状態が長く続くとストレスが溜まってしまい精神的にも不安定になってしまうので、我慢することなく早めに改善するようにしましょう。
このような原因から起こるので、何と言っても改善するには根本原因となっている骨盤の歪みを優先的に治していく必要があります。
また、それと共に血行を促進するストレッチや軽い運動を行うことも効果的ですし、自律神経の働きを正常にすることで免疫機能が正常に働くようにすることも大切です。
骨盤の歪みや自律神経を改善するには整体などによる「骨盤矯正」が一般的に考えられますが、全身の筋肉の過度な緊張やゆるみを解消て骨盤の状態を整え体を自然な状態に導く鍼灸治療もあります。
鍼灸治療は「気」や「血の流れ」を改善して免疫力を向上させることで、病気にならない体をつくることに目的を置いています。
ですから、「頭痛」など辛い症状に悩まされている方は、一度鍼灸治療を試してみるのも良いでしょう。
ちなみに、鍼灸で全身の筋肉の過度な緊張やゆるみを解消て、整体で骨盤をはじめ体の歪みを改善するのが一番望ましい方法と言えるかも知れません。
いずれにしても根本原因を解消することが重要なポイントになることを理解しておきましょう。
2015年04月21日 [記事URL]
産後の「自律神経調整」は鍼灸で
女性にとって妊娠・出産は心身共に大きな負担になりますし、出産後の育児はさらなる負担を与えてしまいます。
その為に、生活リズムの乱れ・過度なストレス・環境の変化・ホルモンバランスの乱れなどが複合して、自律神経失調症を産後に起こしてしまうことも多いのです。
自律神経は、呼吸・代謝・消化・循環・体温調節などを調整しているので、この自律神経のバランスが乱れると頭痛・肩こり・疲労感・便秘・下痢・不眠・イライラ・アレルギーなど様々な症状が起こります。
しかも病院で検査をしても特に異常が見つからないために、辛い症状にもかかわらず周りからも理解されにくく辛い思いをするケースも少なくないです。
このように病院で検査をしても特に異常が見つからない場合や、病院での治療でなかなか改善されない場合には、代替治療として鍼灸で「自律神経調整」を行うことも検討してみると良いでしょう。
自律神経失調症は交感神経が過緊張状態になることにより血管が収縮し筋肉が緊張してしまいますし、副交感神経の働きが低下することで内臓の働きが悪くなります。
鍼灸治療では血液の循環を改善して筋肉を緩め内臓の働きを整えることで、全身をリラックスさせ副交感神経を働きやすくして自律神経のバランスを整えられます。
実は、鍼灸により劇的に症状が改善するケースもしばしばあると言われているのです。
また自律神経は背骨、特に首に集中していて全身に分布しているので、背骨(首)が歪んでしまうことにより自律神経の伝達がスムーズにいかなくなってしまいます。
その背骨歪みを引き起こす原因となるのが、妊娠・出産や産後の育児で起こってしまう骨盤の歪みです。
骨盤は体の中心に有って土台的な役割を担っているので、土台となる骨盤が歪んでしまうとその上に乗る背骨も歪んでしまうのです。
鍼灸治療では背中の筋肉の緊張を緩めて背骨の歪みを整えやすくすることができます。
ですから鍼灸で筋肉を緩めて整体やカイロプラクティックなどで矯正を併せて行うと背骨の歪みを解消するのに効果的で、それにより「自律神経調整」を行うことができます。
さらに鍼灸治療により血行改善・自然治癒力や免疫力のアップが期待できます。
血液やリンパの循環が良くなると肌に必要な栄養分が十分に運ばれますし、体に溜まった老廃物を除去することができて肌の新陳代謝がスムーズになり肌のハリと弾力を保ってくれます。
このように自律神経だけでなく、その他の効果も期待できるので産後に鍼灸治療を受けてみるのも良いでしょう。
ただ鍼灸と言うことで「鍼を刺すから痛そう」とか、「お灸をすえるから熱そう」と言ったイメージを持っている方も多いかも知れません。
しかし実際には髪の毛ほどの細い鍼による治療なので痛みはほとんどありませんし、お灸も程良い温かさを感じる程度でほとんど痕も残らないので心配はいりません。
産後の健康を保つためにも、また美容面でも産後の鍼灸はおすすめと言えるかも知れません。
2015年04月19日 [記事URL]
「経絡ツボ」について知っておく
肩こり・腰痛・頭痛・むくみなどで悩んでいる方も多く鍼灸治療などで解消をしている方もいます。
また、出産と言う大役を果たしたお母さんも疲労・育児への緊張感・ホルモンバランスの急激な変化などで、気持ちが不安定になったり体にトラブルが起こったりして悩まされます。
そんな産褥期(妊娠前の状態に戻るまでの期間)に起こる腰痛・肩背部痛・腱鞘炎・乳汁不足・乳腺炎など、様々な体調不良やマイナートラブルを鍼灸治療で軽減している方もいます。
鍼灸治療とは、体に流れる「経絡」を整えることにより、人間が本来持っている自然治癒力を発揮できるように手助けする治療で、乱れた経絡を整えるために「ツボ」に鍼と灸をするものです。
それにより体のバランスが整えられて様々な症状が解消されると考えられています。
産後に起こる体調不良やマイナートラブルも同様で、鍼灸治療により女性特有の経絡やツボを刺激することで体質を改善し体調を整えていくのです。
そこで知っておいてほしい東洋医学の考え方を少し紹介しておきます。
東洋医学では人間の体には気や血などが流れる道と言われる「経絡」と言うのが14本通っていて、健康な体と言うのはこの気・血が良く循環している状態なのです。
逆に体が不調な時と言うのは気・血の流れが漂ったり、乱れたりしている状態と考えられています。
また、この経絡上にあるものが「経穴」(ツボ)と言われるもので、病気の時に反応の現れやすいツボに鍼や灸で刺激を与えることにより体の体調を整えていきます。
つまり、産後に起こる様々な体調不良やマイナートラブルも、経絡の流れが滞ることにより気と血がスムーズに流れない状態になって起こっていると言えるのです。
そこで、鍼灸治療により経絡上にあるツボを刺激して経絡流れを正常にすれば、様々な体調不良やマイナートラブルも解消されていくのです。
ですから、鍼灸治療は産後の治療とケアにおすすめです。
あと3つの経絡が交わる「三陰交(さんいんこう)」と言うツボがあって、このツボは女性疾患に特に効果が出ると言われています。
その為「婦人の三里」とも言われていて、ストレス・消化器の不調・ホルモンバランスに効果があります。
「三陰交」と言うツボがあることも知っておくと役立つことでしょう。
このように「経絡ツボ」について知っておくと産後の症状だけではなくて様々な面で役立つかも知れません。
ですから「経絡ツボ」について少しでも学んでみるのも良いかも知れません。
ただ、先に人間には14本の経絡が通っていると触れましたが、ツボに関しては全身で670種類あってひとつひとつに名前があり体の各器官に関係しています。
これら全てについて学ぶことは大変ですし、素人の知識で経絡やツボを刺激することは危険な可能性もあるので、やはり治療は鍼灸の資格を取得した専門家にお願いするのが一番です。
ちなみに鍼灸治療は、痛くありませんし熱くないので女性でも安心して治療を受けられるので、気になる症状がある時には、鍼灸院を利用することを考えてみるのも良いかも知れません。
2015年04月17日 [記事URL]
産後の様々な悩みと鍼灸ケア
新しい生命が誕生する妊娠・出産は、肉体的にも精神的にも大きな負担がかかる女性にとって最も大きな仕事と言えるかも知れません。
「産後の肥立ちが良い」と言われるように心身共に順調な回復ができる方もいますが、逆に順調な回復ができずに様々な症状で辛い思いをする方も少なくありません。
特に産後は出産時の出血や哺乳による血液不足が起こりやすい時期ですし、高熱が出る・排尿時に痛みを感じる・乳房がはれて痛む・マタニティーブルーと言った様々な症状が起こることがあります。
そのような産後の様々な悩みを鍼灸でケアしてみるのも良いかも知れません。
一般的に鍼灸療法と言えば肩こり・腰痛・神経痛・関節炎などにしか効果が無いように考えられているかも知れませんが、産後の辛い症状やいろいろな病気にも効果があるのです。
ですから、東洋医学に基づく産後の鍼灸ケアについて理解しておくと役立つかも知れません。
先にも触れたように産後の肥立ちが良い人もいますし、逆に悪い人もいるのは「なぜ?」なのでしょう。
その違いは、病気から体を守る免疫力や回復力・キズの修復能力・うつや落ち込んだ気持ちから立ち直る力など、その人自身で治ろうとする自己治癒力の強さの差によるものなのです。
本来全ての人間には治癒力と言うとてもすばらしいものが備わっていて、病院も薬もない時代から人々が生きてこられたのは、この自己治癒力が存在していたからなのです。
そして出産後に妊娠前の体に戻ろうとする力も自己治癒力のひとつと考えられるのです。
では、なぜ妊娠・出産により自己治癒力が低下してしまうのでしょう。
妊娠・出産は体にとって大きな負担になり、特に出産による出血や体力の低下は血液の流れに乱れが生じで一時的に大きな「冷え」が起こってしまいます。
昔から東洋医学では「冷えは万病の元」と考えられていて、冷えは本来備わっている人間の自己治癒力を低下させてしまうと言われていて、子宮復古不全を招いたり、菌への抵抗力が落ち膀胱炎や乳腺炎になったり、産褥熱が出たりするのです。
また「冷え」は、体に起こる症状ばかりではなくて精神面にも影響して、マタニティーブルーが長期間になってしまうこともあります。
この冷えのことを東洋医学では「根元的な冷え」と言って様々な病気の根本原因と考えています。
また、近年では現代医学においても免疫力の低下や自律神経の乱れが冷えと関係していると考えられるようになってきています。
産後に辛い症状が起きるほど低下した治癒力は、自分の力だけではなかなか回復することは難しいです。
そこで、鍼灸治療により本来持っている自己治癒力が正常に働くように手助けをしてもらうことが必要です。
はりとお灸により「冷え」を取り除き血液のめぐりを整えて自己治癒力が正常に働くように促し、妊娠前の体に戻ると言った本来の回復力を取り戻すのです。
また精神安定作用もあるので、鍼灸治療は心と体が元気になる産後ケアとして適した治療法と言えるかも知れません。
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